他サイトによる規制反対派批判

2013年04月27日

他サイトによる規制反対派批判  目次


他サイトによる規制反対派批判





はじめに




■ 児童ポルノ法関連



ふじながたかみ氏の日本御臨終宣言

藤原興氏の憲政会ブログ その1

藤原興氏の憲政会ブログ その2

コンセンサスに基づく児童ポルノ規制 - 趣味Web 備忘録

表現規制、こんにゃくゼリー、ゾーニング - 趣味Web 備忘録

児ポ規制反対派の誇張する「単純所持」問題は起こりえないことである

不安を煽り続ける児童ポルノ規制反対派のデマゴーグGIGAZINE

ロビイングに行ってきました。 - 王様を欲しがったカエル

児童ポルノ法規制反対派への愚痴 あかさたなの執行実験場

俺がネットの中の「児ポ法反対運動」に躊躇する理由

「児童ポルノ禁止法改正案」反対論が 「規制」への共感を生む不安

最近よく見るコピペを嗤う - マンガ論争勃発-継続中(β)

表現規制反対派に厨しかいない理由 - 無貌断片

児童ポルノ規制反対派敗走 m9(^Д^)プギャー - riverrun past...



■ 非実在青少年条例関連


【愚痴】非実在青少年なんちゃら関連がうざい【ガス抜き】 - 2ch同人板

「田中秀臣さんによる東京都「非実在青少年規制法案」問題へのツイートまとめ」

田中秀臣氏ブログ + tntb152958116氏 togetter

非実在青少年周り。 - Scott’s scribble - 雑記。

規制反対運動をしながら、どんどん敵を増やしてる人たち

いい加減にしてもらいたいネットの反○○運動

表現の自由を守る為に 他 - Homura's R Comics Blog

非実在論争と敵意の行方 - はてな匿名ダイアリー

ようやく噴出してきた異論 - 怒頭流のゴロ巻き日記

頼むから、規制に反対したいのであれば、最低でも条例の本文ぐらいは読んでおくれ。



■ その他

ネオ衆愚の花園:ROSF

山本弘のペド・カルト問題 - AGLAのけいじばん 他

検証・宮台真司が広めたメディア悪影響否定論 - 「有害」規制監視隊

変態ゲーム・アニメによって被害を受けているのは、ほかでもない君たちだ(嘲)

もう、おかしくって仕方がないw 規制は反対を表明するバカの手によって可決される前から既に始まっていたのだw - 消毒しましょ!





■ 規制反対派への反論リンク集



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はじめに


他サイトによる規制反対派批判


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このカテゴリでは、規制反対派に対する批判や苦言を呈している
サイトやブログをまとめて紹介します。

便宜上 「児童ポルノ法関連」 「非実在青少年条例関連」 「その他」 と
わけていますが、これはおおまかなものです。
「非実在青少年条例」とは、2010年に改正が議論された
「東京都青少年の健全な育成に関する条例」 が正式名称です。

このようなまとめカテゴリを作ろうと思った理由としては、
自分があちこち見て回って非常に面白かったというのが一点。
それと、当ブログを読み込んでいただけるような方はおおむね
児ポ法や表現規制の議論に興味をもっている方が多数と思われますので、
色々な所で語られている規制反対派批判をアーカイブとしてまとめてあれば
なにかと参考になって便利なのではないかと考えました。


注意していただきたい点としては、
ここに紹介しているサイトやブログはほとんどが
規制反対派、もしくは表現規制に慎重な立場であるということです。
 (ゴリゴリに規制に賛成するブログも一部ありますが)

便宜上、規制反対派を批判している部分のみ引用することになりますが、
同じ、もしくは違う日付のエントリで表現規制に
反対する文章も書かれていたりすることもままありますので、
気になる方はリンク元サイトにあたっていただければと思います。

なお本文中、サイト本文の引用は 灰色太枠、
本文内にある他のニュースサイトなどからの引用文は茶色太枠、
私のコメントは細枠テーブルで囲んでおります。



 凡例

引用サイト本文


引用サイト本文中にあるニュースサイトなど他のサイトからの引用


captain_nemo_1982 による注釈


captain_nemo_1982 のコメント



                              (2010/7/29 entry)


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ふじながたかみ氏の日本御臨終宣言


他サイトによる規制反対派批判


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第2回 AMIはバカ左翼の巣窟か!
           (web 魚拓)
               (2004/9/20)

■ もはや左翼的な表現規制反対運動は終わった

私は表現規制問題について政府批判もやっているが、最大のガンは民間にあると考えているほうである。マスコミによる政府ケツ舐め報道で偏見が後押しされて賛成の声が上がる。それを利用して愚かな政治家や官僚が法案を作る。マスコミによる世論誘導がないとしても、自己決定で表現規制に賛成するという愚か者がいるということもありうる。こういう連中が大挙して出てくるのはリベラリズムの観点から言えば許容できない。

バカ左翼は統治権力だけを問題にし、民意をアテにしようとするが、国民の大部分が規制に賛成する現状で民意をアテにしてどうなるか。AMIも共産党や社民党への投票を呼びかけるが、間接的にも直接的にもバカにエサを与えてどうする。メンバーもバカ左翼ケツ舐め状態だし閉鎖的で、しかも誰もそのことに言及しない。宮台さんのセリフではないが、「いったいどういうことだ。この腰抜けどもめ!」。

ことほどさようにAMIがバカ左翼ケツ舐めの巣窟になってしまっている現状では、もう規制反対運動の旗頭を担わせるわけには行かない。繰り返しになるが、おバカな規制推進派にエサを与えるだけだ。

こんな誰にでもわかる論理を考えているのはAMI-MLメンバー内でおそらく私一人だけだろう。



第22.5回 極右と極左は共通する
             (web 魚拓)
                  (2005/5/4)

■ 「冷徹になれ」を「空論扱い」とは心外

 私は規制反対派の主張を空論と言ったことはない。規制推進派の方が空論なのだが、奴らの空論と規制反対派の主張とどちらが通りやすいか見極め、その上で冷徹な動きをやれと言っているのである。私はAMIを含めた規制反対派に「冷徹になれ」と言っている。規制推進派よりも冷徹に。何べんも使いまわされた主張だけではもはや有効ではない。ナイーブなままで、物事の深層を見極める能力を持っていなければ規制推進派に勝てない。重ねて言う。冷徹になれ! もっと踏み込んで、規制推進派の動きを止めることだ。カマヤンさんは「金は原則的には出ていく一方なのだから。失うもの多くて、得るもの少なすぎ」とは言うが、そんなもんで私の心情をわかったとは笑わせる。金の問題に還元している時点でダメ。「金さえあれば」という意識自体が器の小ささをあらわしている。金がなくてもやれよ。金がなくても耐えられる心意気があれば十分。


■ 以下、罵倒モードをお楽しみください

 私もAMIの皆さんの活動は尊敬に値する。できれば私も参加したい。その上で言わせてもらえるなら活動の中身が問題で、あまりに稚拙すぎるのではないかという印象がある。私の100倍しんどい仕事をしてると言っても、その中身が私の100分の1程度だったら話にならない。それなら私が出た方がマシに思える。

 (中略)

 前に触れたとおり、誰が読んでも納得できるような情報収集を行っているカマヤンさんはむしろ尊敬する。これまたその上で言わせてもらえるなら表現規制のことだけに限定したり、斎藤貴男さんの本を鵜呑みにしたのはバツ。斎藤さんの原風景を無批判に称揚するさまはいったい何なのか。「安心のファシズム」なんか宮崎哲弥さんに批判されたぞ、香山リカさんともども。

 で、「私は『オタクによるパートタイムな政治参加』を推奨している」。あのな、そのオタクが思考停止ばかりであまり当てにならないのは散々AMI-19で述べただろ。現状を見もしないで何を言うか。ましてやエロゲメーカーの掲示板に書き込んでいる奴ですら思考停止。どこを見ても思考停止。太平の眠りにつくオタクに政治参加呼びかけたって、意味ねぇーんだよ。

  (後略)

第32回 ふじながたかみ、「脱・表現規制反対派」宣言
              (web 魚拓)
                    (2005/8/30)

■ 左翼的規制反対派の存在価値はもはやない

ここ2年の私の表現規制問題への考え方は「統治権力ばかりに目を向けずに国民にも目を向けること」である。最近ではこの考えがもっともシビアになってきて、私益を追及する政治家や役人に権利侵害で訴えたって無駄と思えた。もはや「表現の自由」をタテに反対するのはマスターベーションでしかない。国民が表現規制を要求するほど不安が広がるなら不安の要因を考えていかなければならない。そして不安を手当てする社会的施策を考えていかねばならないのに、規制反対派の論調は権利や陰謀論ばかりで私なんかあきれ返る。賛成派も反対派も議論の前提が不備。だから私は「表現規制問題よりももっと大事なことがあるだろう」と言ってきたのに、バカな反応を返されるだけでどうにもならない。規制反対派がただ表面的なことだけしか語らないというならば、私は表現規制反対派などやめてやる。

結論。左翼的な自己保身のカタマリである規制反対派の存在価値はもはやない。国家権力にばかり目を向けて、ガス抜きするアホだらけじゃ結果は推して知るべし。もういい加減に目ェ覚ませよ。と言ってみる。もう半端な態度で表現規制に反対したってダメ。流血覚悟で臨むしかない。そういう心性を持った者が現れぬ限り、私は表現規制反対派を名乗るのを今後一切やめる。それが私の「脱・表現規制反対派」宣言。無垢でアホな田吾作と一緒にされては迷惑千万である。


第41回 表現規制問題とヘタレ右翼
              (web 魚拓)
                 (2005/12/13)

■ このままでは規制賛成派の勝ちは決定

エロメディアなどの表現規制問題は反対派に不利になってきている。にもかかわらず相変わらず権利だの陰謀論などを持ち出して反対する輩が多い。まあ宗教右翼と日本会議はつながっていることは確かだろうし、警察やヤクザとの癒着は否定できない。しかしそれしか提示されなければミスリーディングになりかねない。宗教右翼と日本会議のつながりにしても崇高な何かと一体化する類の脆弱さがあるからだし、公安とヤクザの癒着だって利権が絡んでいる。それに限らず表現規制問題は多方面から切り込まないとまずい問題故に、規制反対派の主張には突っ込むときりがない。

そうしたことから表現規制問題は日本の不安神経症的なメンタリティそのものを問題にしない限り、対処のしようがないということが分かる。要は単に規制賛成派やそれをとりまくファクターを批判して済む話ではなく、90年代ごろから深刻化してきた様々な問題をまず問わなければならない。規制反対派がそれを意識しないのは自分たちに跳ね返ってくる話であるが故に取り上げないからであろう。

動員手法にしても、「正しいことを訴えれば必ず賛同する人が増える」といった考えが見えてくる。しかし忙しい連中が仕事や私生活を差し置いてわざわざ社会運動に参加するのか。そこが甘いところである。

そして感情的フックを使って動員した場合、力のある者が最終的には勝利を収めるという不公正な争いになってしまう。現に規制反対派と規制賛成派の鍔迫り合いはもはや力技の話になってしまっている。そうなると確実に勝つのは規制賛成派である。規制反対派がそうした手法をやめない限り勝ち目はない。私はそれを危惧するからこそ表現規制反対派を名乗るのをやめた。梯子を外されまくっているのに無自覚な輩に与したくはない。別の所から梯子を掛けることが重要なのに。



第53回 表現規制反対派は賛成派を笑う資格なし
                (web 魚拓)
                    (2006/11/5)

■ 表現規制問題にしか視点がないエゴイズムぶりを露呈

私はこれまで表現規制反対派を見てきたが、彼らの意見を見て思ったのは「こいつらバカだ。視野が狭すぎる」ということである。それが顕著だったのは教育改革問題である。私は以前から内藤朝雄さんや宮台真司さんの唱える教育改革には賛成の立場を示し、「ゆとり教育」には賛同してきた(真意がわからぬバカが最終的には潰してしまったが)。宮台さんが言うように勉強よりも遊びや人間関係に時間を割いたほうがいい。内藤さんが言うようにイヤな人間と長時間拘束される必要はない。そうでなければ人間関係もマトモにならず、いじめが減らない。そこを見据えずにバカ右翼やバカ左翼はそれに反対してきた。教育を変えることは、「いじめを放置して子どもにストレスを強要し、人間関係を破壊させてきた」連中には都合が悪い。バカ左翼に限定して言うなら、表現規制賛成派のみならず表現規制反対派にもそういう心性がある。先述の統一教会批判も含めて。

その他にも、有識者会議に表現規制賛成派の名前があるというだけで反対派の人も一緒にされてしまったり、「表現規制を行うための会議だ!」と簡単に決め付けることもある。そう言えば、「利権が絡んだ」というのもあったな。しかし、「利権」は表現規制賛成派の動機としては全面的に否定しづらいところがあるけど小さなこと。何しろ「利権」は引き金に過ぎず、それだけで人が動くことはないからだ。「利権」だけなら、タマの入っていない銃を撃つようなもので話にならない。「タマが入っていなければ引き金を引いても危険はない」というのは表現規制反対派がよく持ち出す限定効果論のようなものであるが、「利権で人が動く」=「利権が表現規制の動機の全てである」かのように持っていくのは、表現規制賛成派の依拠する強力効果論と同じ理屈ではないか。「引き金だけでも危険」。表現規制賛成派の論理をそのまま流用しているのに気づいていない(「タマそのもの」を論じようとない)。これではヴァルネラブルになっても仕方がない。表現規制賛成派が持っている「他者への恐怖感」と「一方向で無邪気な善意」。そこを突かない限りは新たな表現規制賛成派はまた現れる。森達也さんが「サブカル「真」論」で述べたことを流用すれば、「権益や利益だけを目的に、表現規制賛成派は動かない」。

  (中略)

表現規制賛成派が何か言ってきたら、パブロフの犬のように反論を返せばいいという方法はもはや有効ではない。何も見据えずに、反論を返したって今や無効である。表現規制賛成派は、反対派が何を見ていないかは全てお見通しである。それを前提にして考えなければならない…のだが、日本人というものはハッキリとした敵(仮想敵じゃないよ)がいないと何もできず、自分のケツも拭けないアホばかりだからどうしようもない。腹を切るしかないのか。





★ captain_nemo_1982 のコメント

まずは何と言ってもここを紹介しなければならないだろう。
私が児ポ法の議論に参加してまだ日が浅かったころ、
当時参加していた売国奴スレにリンクされていた氏のブログを見て、
漠然と抱いていた規制反対派に対する違和感を見事に代弁してくれている、
と感激した覚えがあるし、
反対運動への苦言や 「規制派も反対派も同類」 という発言など、
氏の指摘から私が受けた影響は大きいものがある。

いうまでもなく氏の基本スタンスは一貫して規制反対であり、
一連の発言は単純に規制反対派を批判するだけのものではないと
ここで釘をさされているし、私もそこは承知しているつもり。、

このカテゴリで紹介する他のサイトやブログにも言えることだが、
規制反対の立場の人間が規制反対派を厳しく批判していたからと言って、
そしてその部分のみを引用して紹介したからといって、
必ずしも規制賛成派に有利な方向に議論を誘導できるものではない。

氏がどのような視点でこの問題をとらえており、
どのような提言をおこなっているのかは
氏のブログにおける発言をすべて読み込んでみる必要があるだろう。



                       (2010/7/30 entry)



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藤原興氏の憲政会ブログ その1


他サイトによる規制反対派批判


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 当時の状況 

2008年春ごろから、児ポ法改正の機運が高まる
 (単純所持規制、創作物規制)
  ↓
危機感を高める規制反対派
しかし、AMI などの反対派既存団体は動きを見せず
  ↓
新興保守市民団体 「名も無き市民の会」 による
児ポ法改正反対署名・請願運動がはじまる
  ↓
焦燥感に支配されていた規制反対派、
これ幸いと飛びつき、署名をよびかけるコピペが
あちこちの児ポ法関連スレッドに投下される
  ↓
「名も無き市民の会」 の幹事である藤原興氏が
憲政会ブログで規制反対派批判を始める
 (憲政会とは、藤原氏が 「名も無き市民の会」 とは
  別に一人で運営している市民団体)

2ch に呼んだ波紋などはこちら参照
憲政会による規制反対派批判
| 児ポ法規制反対派の断末魔が聞こえる  別館


当エントリの記載は、上記別館エントリの再掲





あのね、オタクの人は、いい加減「敵」とか「味方」とか子どもみたいな表現をまずやめなさい。
               (web 魚拓)
                    (2008/9/4)

児童ポルノ法に関わってから本当に嫌になるほど味わわされたが、オタクの人にやたら共通する、この「敵」とか「味方」みたいな凄まじく政治的に幼稚な表現は一体なんなのだろうか??

言っておきますが、政治家は建前上は日本人全員の幸福を考えるのであって、オタクの人のために働くんじゃないですよ? それなのになんですか、その「敵」とか「味方」とか。

そんなくだらない表現で敵だの味方だのと喧伝されていたら、私なんかは敵とか味方とか言われるの御免だから、「かかわり合いたくない」というごく普通の態度を取りますね。多くの政治家もそうでしょう。

まともに政治にコミットするつもりがあるなら、まず、その「敵」だの「味方」だのと子どもみたいな勧善懲悪観をどうにかしなさい、まったく。民主政治というのは、国民全員が快適に暮らして行く上で生まれる「妥協」の産物なんです。




あのね、いい加減、児童ポルノ法反対をシングルイシューのように偽装するのをやめなさい
                   (web 魚拓)
                      (2008/9/26)

基本的に児童ポルノ法運動が偏狭なのは、「児童ポルノ法を中心に世界を見るのが正しい事、絶対の正義」になっている点だ。

一言で言って、その態度はあまりにも愚かすぎる。

経済や外交といった視点を様々に踏まえて世界を見るのは大いに推奨するが、「児童ポルノ法で政治を考える」、「児童ポルノ法で政治にコミットする」なんて、はっきりいって相当気持ちが悪いし、「オタクの敵/オタクの味方」で若い人の考え方をそのように一方的に誘導するのは相当に問題があります。

統一教会の問題点を指摘する事と「オタクの敵/オタクの味方」思考を植え付けるのは、また別の問題です。

そんなことを繰り返している人とは、まず殆どの人がかかわり合いたくもないことぐらい、いい加減理解なさい(特に社会的影響力のある人ほど、そうした態度には呆れるという立場を鮮明にするでしょう)。

児童ポルノ法に関しては、10年前から同じ事が言われていて、いままでまったく問題意識が広がっていなかった現実を踏まえずに、まだ「あいつはオタクの敵だ」「味方だ」と連呼すれば状況が良くなると考えているなら、これはやはり根本的なところで「政治」に対する考え方に欠陥があると言わざるを得ません。

こうやって「児童ポルノ法」を(あたかも)シングルイシューのように装って別種の方向に運動を引っ張っていては、人脈も広げられないし、アホな陰謀論をどこまでも身内で飛ばし合って勝手に補強しあっているだけになります。まともに政治を考える思考力や行動力のある人は、呆れて離れて行くだけと言う悪循環になるでしょう。

後に残るのは陰謀論に凝り固まった、「児童ポルノ法で政治を考えるのが正義」な人だけでは、ちょっと状況的にすべったコメディー映画みたいで寒過ぎます。

私はやはり、この問題に関しては、個人的には接し方に関して仕切り直しを考える時期かなと思った次第。




オタク=少数者ぶるのはいい加減にしたほうがいい。
                   (web 魚拓)
                       (2008/10/13)

どうもここ半年ほど、児童ポルノ法反対のオタクの人の言動を見てて、基本的に変な考えの人が多いなというか時々イラっとするのは、どうも自分が「少数者だ」「差別されてる」と勝手に被害妄想を起こしている人がやたら多いこと。

単に児童ポルノ法に関しては、反対すべき層の人が「政治をしない」「声を出さない」「勘ぐり大好き」「内弁慶」「勝手に保守を嫌ってる」「コミケでしか動かない」「コミケ以外で声を出せない」「ロリ漫画も<表現の自由>です!憲法に書かれてるんだから、それでいいんです!偉い人にはそれがわからんのです!」で動いて来たからこうなってるだけで、要するに自分たちが「政治向きでない」というただそれだけのこと。

それを顧みずに「(人数はいるのに)少数者」とはこれいかに。
真の「少数者」が聴いたら怒りそうだ。w




表現の自由は誰のモノ
                   (web 魚拓)
          (2008/10/29)

この問題、イラスト等を法に含ませないためには、その老朽化した強度ゼロの言葉に頼らざるを得ず、いつ倒れてもおかしくない。そうさせないためには、よほどの政治力とロビー力で盛り返すしか無いんですが、うーん、10年も同じ議論を続けてまったくと言って良いほど世間に浸透させられないオタクの人の政治民度の無さを考えると、、、はてさてどうなるものやらと。

「表現の自由」側の人の奮発を期待してます。

このエントリは、2ch ニュース議論板の老舗表現規制問題スレッド
【表現規制】表現の自由は誰のモノ【大谷昭宏】
の住人に対して書かれたもの。






コンテンツ文化研究会は、やはり話にならない
                   (web 魚拓)
                         (2009/1/22)

この人たちは何か、エクパットの悪口を言ったり、あてこする事が国会・社会ロビーだと本気で考えてるのだろうか。もしそうなら、私はもう民度の低さに呆れて物が言えないし、今後一切相手にしない。

付き合うだけ時間の無駄であるし、むしろ社会害悪になりかねない。




児童ポルノ法反対運動は、珍左翼オタの絶望的馬鹿さ加減によって、ずっとひきずりまわされた10年なんだなとしみじみ思う
                   (web 魚拓)
                     (2009/1/25)

児童ポルノ法に「反対」と言う連中の言動を半年以上眺めていて、はっきり分かったのは、「確信犯の左翼ペドフィル」と「すごく釣られやすいアニオタ」たちが反対層のメインだということ。日弁連の声明は、左翼ペドフィルにとって唯一のよりどころというとこか。

そして、必死に「宗教ウヨ」や「統一教会」や「シーファー大使」や「日本ユニセフ」を攻撃するのは、部分的なレベルではまぁ結構なのだけど、あのね、あなたたちがするのは、はっきり言ってそれじゃないよ。はやく気がついて下さいね。

そう言う事やってる連中は、自分に都合良く政治を煽りたいだけの「サヨペド連中」と「それを真に受けた純真な人(アホの子)」だから。言っては悪いけどこの問題の本質はすべてそこにある。

10年も前からある問題なのに、理解者が誰もいない。まったく世間に広げられないのは、そんな連中は誰も相手にしたくないから。

「確信犯の左翼ペドフィル」はもう手がつけられないから放っておくか叩き潰すとして、まだいくらか救いようのある「すごく釣られやすいアニオタ」の人がやらなきゃならないのは、「宗教ウヨ」やら「ユニセフ」を叩く事ではなく、「あなたの父親を説得する事」です。

いい加減、この児童ポルノ法反対運動とか言うアホ臭い馬鹿サヨ主導運動に終止符を打って、ユニセフたたきでなく「お父さんの説得運動」に変わらないとマズいんだが、誰も一番大事なその事を言わない。言おうともしない。そもそも、言う人が誰も居なかったようだしね。

困った事だ。

せめていくらか救える余地のある「釣られやすいアニオタ(アホの子)」の人は、これを期に、保守だのリベだのウヨサヨだのはまぁどうでもいいから、ちゃんとあなた自身のお父さんを説得する事からきちんと初めて下さい。

そして、それが出来る様になったら、あなたの地元の政治家、ようするに「地域のお父さん」にお話をしに行く事。そうやって、自分なりに「政治」をはじめること。

これをやらずに、統一が!創価が!フェミが!日本会議がボクのこといじめるよ!助けて、これは日本人が全員逮捕されちゃう悪法なんだ!とか抜かすのは、私は相手にしません。

本当は、10年前からこの路線で物事を進めていなきゃならなかったんですが、やれやれ。ま、「失われた10年」はもう戻りませんので、できるだけ多くの人に「根本的に間違っていた」ことを痛感してもらい、珍左翼路線から早く脱却して欲しいと思います。




【児童ポルノ法】私がオタクに冷たい理由
                   (web 魚拓)
                     (2009/1/27)

児童ポルノ法がこうなってるのは、「私の責任」ではなく、全部「あなた」たちの責任である事がはっきりしているから。

ようするに、私みたいな立ち場の人間は本来、エクパットを怒らせてる様な人間たちが撒いた火種によってとばっちりを受けてる立ち場でもあるから。
はっきり言えば、良い迷惑。
だから、「本物のペドフィリアオタク」を擁護してやるつもりはないし。

ここが決定的に、その他の政治問題と一緒にしちゃ駄目な箇所。
そして、困った事にオタクの人はこれがちっとも分かっていない。

私とオタクの人は、そもそも立ち場が違うんだってこと。
「大同団結」とか寝言言う人は、本当にふざけるなと言いたくなる。

悪いのはどこまでいっても「紛らわしい趣味のあなた(たち)」。紛らわしいパソコンの使い方をしている「あなた(たち)」だから。

攻撃されてる人種には、攻撃される理由があると言う事です。

児童ポルノ(に見える物を)を消費している人たちがいて、それで設けている人たちがいて、それを必死で擁護する人たちがいる。気持ち悪いコミックの即売会が何十万人も集まって開催されてる現実がある。

児童ポルノ(に見える物を)を生産消費するサイクルが完全に出来上がっている訳で、それが非難されない世の中なんて、それこそ不気味。


私はそれをいちいち攻撃しないけど、攻撃されても仕方が無いもの。それに関わってる人間は、その関与が深い人から順に「社会的責任」を果たすのが道義ということ。

そして、ここでいう責任を果たすのはやっぱり私じゃないんだ。
「あなた」たちなんだ。




【児童ポルノ法】足腰弱過ぎて、逆に凄いと思った。
                   (web 魚拓)
                     (2009/1/29)

民主政治と言うのは、「裏返しの全体主義」のことです。
民主政治という全体主義の決定には全員が従うのですから、嫌なら自分たちでひっくりかえしなさい。
それ以上でも以下でもありません。








★ captain_nemo_1982 のコメント

規制反対運動の啓蒙主義路線は限界にきており、
もっと実効性のある手だてが必要、という主張は
私も以前から行っていたが、藤原氏のそれは
市民団体運動経験者としての見識に裏打ちされた、
徹底したプラグマティズムに貫かれている。

私はまだしも議論を通じての論理性の担保を重要視するが、
藤原氏は 「政治は結果のみが問われる」 といわんばかりに
そんなものはすべてすっとばす。
そこが一部で暴論と受け取られるゆえんであろうが、
それをいうなら民主主義そのものが暴力的で野蛮な体制なのだ。

民主主義は賢者も愚者も同列に参政権を付与され、
多数決の原理が終始ものをいうという現実は厳然としてあり、
重要なのはそれに愚痴を言って終わるのではなく、
もしくは 「それは本当の民主主義ではない。
納得いくまでの議論を前提として、その結果の多数決」
などと、現実とフィクションを混同した物言いに終始せず、
いかにそれに向き合い、行動に移すかである。

そのために優先されるべきは大衆の代表として
権限を行使する政治家や、
最も身近にいる大衆である家族を説得することであって、
幼稚な論理を振り回して政治民度の低さを露呈させたり、
陰謀論を身内で飛ばしあうことではない、
という視点はもっと検討されるべき。

藤原氏は一連のエントリが原因で大谷スレの住人に
「規制反対派の敵」 認定をされてしまったのであるが、
児ポ法改正反対のために、真に責任ある言動を
とっているのが藤原氏の方である事実は明白である。

また、「まぎわらしい趣味 (ロリ趣味) を攻撃されている
人種は、攻撃されても仕方ない理由がある。
その人たちは、自分で社会的責任を果たすべき」
という主張は単なる藤原氏個人の嫌悪感 (ヲタ嫌い) として
誤解を招きやすく、そのあたりが大谷スレ住人をして
「規制反対派の敵」 と目される理由にもなるのだろうが、
その様な嫌悪感が社会の趨勢であるという現実を
藤原氏独特の修辞で指摘しているに過ぎない、と
捉えるべきだろう。

ちなみに家族への説得といえば、私も以前売国奴スレで、
ショムライ君という自称ロリコンの激情型規制反対派に対して、
こんな問いかけをしたことがある。

832 名前:captain_nemo_1982 ◆Rkh.UWPg4k []
     投稿日:2007/12/23(日) 01:20:17 ID:DZbcJInz [4/5]

前から聞きたかったんだけど、ショムライ君が
ロリコンだって事、家族の方たちは知ってるの?

知らないとしたら、カミングアウトしないのは何故?
また、知ってるとして、その事に理解は得ているのかな?

872 名前:ショムライ ◆Japan/rWS. [sage]
     投稿日:2007/12/25(火) 23:11:12 ID:v/fWDzV5 [1/2]


おれには真の意味での「家族」なんかいないの
おれのまわりにいるのは精神的盲目の民だけだよ。
あれが真の意味での「親」だとは絶対にみとめないからね

私はこのころから、規制反対派の最大の敵は小児性愛に対する
一般大衆の嫌悪感であると考えており、
最も身近な存在である家族の理解を得れないようでは、
とても世論を納得させることはできない、と思ってこう聞いたのであるが、
その答えはご覧の通りで、道のりは険しすぎると痛感させられた記憶がある。



                     (2010/8/2 entry)


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藤原興氏の憲政会ブログ その2


他サイトによる規制反対派批判


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大谷スレや2ch 政治板の藤原氏スレッドでのひと悶着が
一段落した後の憲政会ブログの規制反対派批判を紹介。
「ひと悶着」 の経緯は、こちらを参照。
憲政会による規制反対派批判
| 児ポ法規制反対派の断末魔が聞こえる  別館




【児童ポルノ法】対抗言説?そんなことより「政治」をしろよ、カス
                   (web 魚拓)
                    (2009/3/27)

児童ポルノ法の連中が色々とまた最近アレなのだが、必死に「対抗言説」とやらで揉めてるらしい。

もう真性のアホか。

話し合いなんかもうとっくに終わってるし、心にも無い「冤罪論」やら「対抗言説」など喚いたところで、一人も心を動かさないよ。そんな段階はとっくに終わってる事も分からんのか。

宮台真司の言説を真に受けたり、田舎の生真面目書生みたいなことお前らに今更アドバイスしてくる議員なんて力無いから。

政治と言うのは、金、人、組織、票、圧力。
それだけ。


今からでもさっさとそれを準備しろっての。
10年やってもそんな初歩の初歩も分からんのか、このカスどもは。




「少年犯罪データベース」を信奉してやまない人は、リテラシー皆無であるという現実
                   (web 魚拓)
                     (2009/3/29)

確信犯のサヨペドと、全力で釣られるアホの子が信奉してやまない
馬鹿サイトその1

「少年犯罪データベース」

よく、児童ポルノ法やらネット規制やらの連中で、必死に「少年犯罪データベース」を見ろと言う人があるが、私の様な人間は始めからこんなものは「呆れて見る気も起きない」ので、見ない。

はっきり言って、時間の無駄。

実際、データなど見せられたところで、使い物にもならない。

僕でもそうなのに、こんなもの保守系の政治家が見る訳も無かろう。
んなことも、「情報リテラシー」派の連中は分からんのだろうか。

いい加減、ネット規制反対とか言う連中は気がつきなさいよ、まったく。

「統計」なんてものは、「政治」には無意味だし、日本人の生活水準が「低い」時代の方が犯罪が多いのは、それこそ当たり前。そんなもの今更統計で確認してどうするのか?
(へたすりゃそれこそ、リテラシー云々の一番嫌う「すりかえ」だろが)

そもそも、意識的に「政治」を行う人間は、基本的に「価値規範/政治規範を押し付ける」ことが至上命題。「(その人にとって)理想の」政治・社会にする様に動くのが始めからすべてだっつーの。(それは自称「市民派」も一緒)

いい加減、ネットで下らない煽りしかできないアホ左翼(確信犯)見たいのに釣られてる「アホの子」の連中は、「少年犯罪データベース」みたいなリテラシーの欠片も無い様なアホサイトを必死に引用するんじゃなくて、最低限の「政治リテラシー(政治力)」を身につけなさい。

リテラシーがどうこう喚く人ほど、リテラシーが絶望的に欠けている現実を先に受け入れろということです。

そこからでないと、「政治」は始まらない。





【ソフ倫】凌辱ゲームは製造発売禁止
                   (web 魚拓)
                     (2009/6/4)



性暴力ゲームの製造・販売禁止へ…業界の審査機関が方針

 少女らをレイプして妊娠・中絶をさせる過程を疑似体験する日本製パソコンゲームに、国内外の批判が強まっていることを受け、パソコンソフト業界の自主審査機関は、レイプなどの性暴力を扱うゲームソフトの製造・販売を禁止する方針を決めた。

 3日、全国の加盟社に通知する。

 パソコン用ゲームのメーカー235社が加盟する一般社団法人「コンピュータソフトウェア倫理機構」(東京)は、1992年から加盟社が製造・販売するゲームソフトを自主審査している。問題のレイプゲームがこの審査を通っていたことから批判が寄せられていた。

 このため同機構は2日、都内で加盟社の協議を行い、レイプなどの性暴力を扱うゲームソフトについては、今後の製造を禁止し、審査を通さないよう審査基準を改めることを決定した。

 同機構にはアダルトソフトメーカーの9割が加盟しており、「今後、店頭や通販などには性暴力を扱う新しい商品は出回らなくなる」と同機構では話している。

 問題になったレイプゲームは、横浜市のゲームソフトメーカーが2006年から製造・販売していた。しかし、海外の人権団体の抗議活動をきっかけに国内でも批判が高まり、このメーカーが5月上旬に製造販売を中止。流通企業も取り扱いをやめている。

 この問題をきっかけに与党では法規制の強化の検討も始まっており、業界として自主的な規制に乗り出すことになった。

 性暴力を扱う日本製のゲームやアニメは「hentai」の呼び名で海外でも知られており、日本では通販や店頭で誰でも入手できる状況であることが批判を集めていた。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=856602&media_id=20


************

クソワロタwwwwwwww

はやめにバカオタ路線から手を切っておいて正解だったと良く分かる。

な、わかったろ。

「この法律やら規制やらがこうなってるのは、政治をしない馬鹿オタどもの責任」だって。

俺の言ってる事、一言でも間違ってた?




中川譲氏は民主主義社会の大前提を忘れてるなぁ、、、
                   (web 魚拓)
                    (2009/6/19)

【MiAUの眼光紙背】「陵辱ゲーム規制」とはプロパガンダだ!
                   (web 魚拓)


>「日本のアニメやゲームによって女性が搾取されている」といったような、悪質なデマにも近いプロパガンダを流布させる前に彼らにはやるべきことがあるはずだ。



*******
中川譲氏は民主主義社会の大前提を忘れてるなぁ、、、
本来左派団体であるMiauの代表の一人が、平均的ネトウヨの人が書いた様な主張を述べていて、ところどころ無茶で面白いなぁとおもった>中川氏の批評
(中川氏は、どちらかと言えば保守よりと自身で仰っていたけど)

だだ読んでいて、中川氏が決定的に駄目だなぁと思うのは、そういう気違い系ロビイストの人たちって、別にマスコミプロパガンダに頼らずとも常時ロビロビーでちゃんとした政治力を自分たちの自力で構築しているんであって、そこを評価せずに全部すっ飛ばして「あいつらはダメ、統計すら読めない嘘つきの気違い」という批評を構築しちゃってるとこ。これでは完全に政治批評としてお話にならんというレベル。


規制派の人がきちんと努力を払い筋道立てて「政治」を行って来た事をちゃんと認めるべきであって、その辺はブログで叫ぶだけの低脳者ばかりが集うドアホな規制反対派と一緒にしちゃ絶対に駄目な箇所だわさ。でもどこまでいっても、規制派の人が払ったその「努力」は絶対に認めたくないのだろうなぁ。僕の様な「政治」派と違って、自分たちリテラシー派の沽券に関わるものね。

民主主義社会の大前提としてあるのはあくまで「多数決」であって、それを構築するのは「政治力」だ。だから、真に政治的な文脈での「(政治、情報)リテラシー」というのは「多数派を形成して政治的に勝つ能力」という意味である。
一朝一夕で手に入れられるものじゃない。
と同時に、「多数決」を間接的に導き、それを「政治上の民意」として構築する下地はすべての人に平等に与えられているものだ。

だから、そうした「社会的責任」を果たさずにネットやコミケで「俺様は正しい、規制派はアホ」理論をただ10年以上やり続けた反対派がこうなっているのは大筋で行って「政治的に自業自得」ってこと。

反対派はまず、そうした「自身のリテラシー不足」をちゃんとうけとめて、今からでも「政治」をきちんと行うべきだ。

真に近代社会を生きると言うのはそう言う事であって、中川氏の主張は政治力がない(ひいては世論も喚起できない)ことをきちんと受け止められないゆえのあてこすりになってしまっている。

せっかくMIAUという政治団体を率いているんだから、もう少し考え方を社会学的相対論から「政治」そのものに移さないと、この問題はいつまでも前進しないよ。





【児童ポルノ法と馬鹿オタと駄目保守】どうでもいいけどお前らさ、
手紙やメール送れとかいい加減馬鹿じゃねえの?

                   (web 魚拓)
                     (2009/6/22)


ここ一年ほど馬鹿オタたちの児童ポルノ法反対運動見てると、どうしてこいつら議員に献金の一つもしない、促さないんだろうとよく思う。

「政治」は手紙じゃないしメールじゃない。ほんとにふざけてんのかこいつら。

金、人、票、組織、リアルの声のでかさ。
以上。それ以外いらん。

んなことも何度言っても分からん馬鹿集団だから困った。

いざとなって議員に手紙送れとか、いい加減さぁ心底馬鹿じゃね?
意味ねぇって気がつけ。

馬鹿アニメやエロゲーム買う金があったらさっさと議員に大規模献金して、マジの心理圧力かけろよ。
振込明細でも同封して「児童ポルノ法とか馬鹿げた真似すんな」って送りつけりゃいいだろに。

保守系の議員になら「あんな反日団体どもの手先に成り下がったのか」とか書いて送れば良いだろ。

与党案に賛成するなら二度と献金しないってはっきり意思表示して。
(金が惜しいなら、ついでに税控除要求すりゃ良いだけ)

日本は個人献金するやつなんて殆ど居ない。
本気で政治に金と口を挟んでくる奴の意見が通るんです。

だからもうほんと、駄目保守(言っておくけど、マイミクのお前らだよ)も馬鹿オタも付き合うの疲れるくらい政治センス無い。
はぁ、、、。






★ captain_nemo_1982 のコメント

ひと悶着以降の藤原氏は、吹っ切れたがごとく
政治民度の低さに対する批判を強めている。
 (吹っ切れた、というほど逡巡してないだろうけど)

政治は実効性優先であるという思想は
「統計は無意味」「規制推進派はちゃんとやっている」
と断言するまでに徹底されており、
その言説は峻烈さを増す事はあっても軸が揺らぐことはない。

もっとも、規制反対派が聞く耳を持つかどうかは別問題。
プラグマティストの藤原氏のことであるから、
罵倒に近い批判にも何らかの計算が働いていると予測する。
どのようなプランを描いていて、どのくらいのスパンを目途に
効果が表れるのかを想定しているのかは知る由もないし、
氏は最近はブログで児ポ法に関して
ほとんど言及していないようなので、
現時点で自己評価がどうなっているのか
ぜひとも教えていただきたいところではある。

ちなみに、「聞く耳をもたない反対派」 という点に関してだが、
ロビー活動やリテラシー獲得に関してはともかく、
このエントリ前後から規制反対を表明する議員に
個人献金を呼びかける声をあちこちで見るようになったと思う。

少なくとも、私が児ポ法議論に参加した2007年10月ごろは、
そのような書き込みなどを目にした記憶がない。

当時の状況を知る手立てとしては、2008年4月8日付の
鳥山仁氏のブログのエントリと、大谷スレの反応が参考になる。



王様を欲しがったカエル
| マイノリティは献金せずに有効な政治活動が可能なのか?


 まず、ウチの内部だけで4人の国会議員さんに対してロビイングが終わりました。で、その反省会をやったんですけど、まず規制反対運動に本当に賛成している人達は、1000円でもいいので規制に反対してくれそうな地元の国会議員さんに個人献金して下さい。

 ウチのメンツの指摘で分かったことなんですけど、規制反対運動内部では、どうも政治献金をすることに対するメリットについて、ほとんど話がされていないようです。理由についてはさっぱり分かりません。というか、ここでも規制反対派は国会議員を馬鹿にしているとしか思えません。


【表現規制】表現の自由は誰のモノ【大谷昭宏91】

97 朝まで名無しさん[sage]
    :2008/04/08(火) 22:20:31 ID:tWApO4DQ

鳥山ブログより。
ttp://toriyamazine.blog100.fc2.com/
 (引用者注・日付からして、上記エントリのリンクと思われる)

やっぱ金か・・・。
DVD一本買ったつもりで3000円位なら・・・ダメ?


111 朝まで名無しさん[sage]
    :2008/04/08(火) 23:15:51 ID:W7tKoOus

>>97
なるほど
前半のノリはともかくとして後半の献金に関する部分は
ありそうでなかった指摘だな


献金といえば悪いイメージがつきまとうので、反国家体質の
規制反対派にとっては抜きがたい忌避感情があったと思われるが、
態度軟化の一因に藤原氏の影響が幾ばくかでもあるとすれば、
規制反対運動の行く末もそれほど絶望的とまで悲観することもないだろう。

といいたいところだが、リテラシー獲得に関して、
東京都条例問題で規制反対派は歴史的醜態を晒したので、
プラマイ考えれば大きく後退してしまった、ともいえるけれど。



                    (2010/8/3 entry)


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コンセンサスに基づく児童ポルノ規制 - 趣味Web 備忘録


他サイトによる規制反対派批判

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コンセンサスに基づく児童ポルノ規制 - 趣味Web 備忘録
                   (web 魚拓)
                      (2007/10/26)

「有害情報に関する特別世論調査」の概要 PDF
「漫画・イラストも児童ポルノ規制対象に」約9割──内閣府調査


世論はそうだろうな、という印象。個別面談ではなく電話や郵送による調査でも、結果に大きな違いはないと思う。

個人的には、反対派の言い分はよくわかる。例えば資料5を提示して、対象者によく読んでもらってから質問するというその資料5の内容。


近年、子どもたちに悪影響を与える恐れのある以下に示すような情報(「有害情報」と言います。)が多くなっています。

(1) わいせつ画像などの性的な情報
(2) 暴力的な描写や残虐な情報
(3) 自殺や犯罪を誘発する情報
(4) 薬物や危険物の使用を誘発する情報 など
雑誌、DVD、ビデオ、ゲームソフトなどの有害情報に対しては、現在、ほとんどの都道府県で条例により、有害図書類等の指定や青少年への販売禁止などの制限がありますが、罰則が弱い、各都道府県により規制がばらばらであるなどの指摘があります。また、インターネットの世界でも通信事業者やネットカフェ業者による自主規制などが行われていますが、業界団体に属していない業者は規制の対象外となっています。子どもがインターネット上の有害情報に携帯電話等でアクセスして被害にあうケースも増えています。

一方、表現の自由等に配慮して、どのような情報であっても規制すべきでないという意見もあります。政府では、こうした状況を踏まえ、様々な取組を行ってきたとともに、平成19 年7月に「有害情報から子どもを守るための検討会」を立ち上げ、

1 国の姿勢を示す
2 社会全体として取り組む
3 有害情報を適切に把握する
4 有害情報の特性等に応じた対応策を講ずる
5 表現の自由等に配慮する
の5原則を掲げて検討を進めているところです。


悪影響を与える恐れはさておき、悪影響を与えるという十分な証拠は、ない。

でも、旗色悪いと思うよ。だって、証拠がないといえば、そもそも18禁とかいう規制自体、科学的な根拠がない。小学生にアダルトビデオを見せて社会に何の悪影響があるのか、という話になる。そりゃ多少の文化的衝撃はあるにせよ、数十年も経てば新しい世界はそれなりに安定しているでしょう。

注:首を絞めれば人は死ぬ、なんて小学生でも知ってること。だからといって「試してみよう」で殺しちゃう事例は滅多にない(がゼロでもない)。小学生に自制心がないかのような前提で、あるいはリスクゼロ志向でアダルト規制を正当化できるだろうか?

思想信条の自由なんてフィクションなのであって、実際には様々な文化的規制がはびこっています。もちろんフィクションだからどうでもいいんだ、とはいわない。現状程度のバランスで踏みとどまっていることに意味はある。でも、所詮は相対的な自由に過ぎないということ。

であるならば、日本という国から児童ポルノ文化を廃絶したいという人々の願いが非常に強いものだとすれば、原則論で対抗するのは難しい。地道に許容範囲争いをしていくしかない。で、まあ、児童ポルノじゃあ、勝ち目は薄いと思う。

松文館コミック裁判 意見書(宮台真司さん)
『メディアを疑うこと』を疑うこと(北田暁大さん)

宮台さんはこう結論する。


性的メディアが青少年に「悪影響」を及ぼすとの理由で、性的メディアを規制することには、科学的に根拠がない。にもかかわらず性的メディアを規制するなら、第一部で述べた「法と道徳の分離」という近代法の原則に抵触しているという誹りを免れない。


多分、宮台さんのいう「法と道徳の分離」という近代法の原則は、日本で国民的なコンセンサスを得ていない。ハリウッド映画などを見る限り、アメリカでも庶民はその原則に賛同していないだろう。メディア規制は、シンプルに「民主主義的に正しい」とする主張が、世間的には一番通りがいいのではないか。

補記
言論の自由の確保こそが民主主義の生命線であり云々、1対1ならそれで勝てるかもしれないが……。ことによると、児童ポルノを守らなきゃ存続できないならむしろ民主主義を捨てる、という人の方が多いかもしれない。日本が直接民主主義を採用していたら、児ポ法はとっくの昔に強化されていたろう。

欧州では被害者を出さないという観点から云々、これも通用しないだろう。日本は日本、欧州は欧州。国民の価値観が異なれば、結論も異なって当然。死刑賛成の世論と同じ。





★ captain_nemo_1982 のコメント

法実証主義 - Wikipedia

「法と道徳の分離」 なんて、児ポ法に関しては、
国民のコンセンサスを得ていない以上に、なんぼでも
抜け道をみつけれる机上論にしかならない、と考える。

法実証論の立場からも、人権保障は法根拠となるだろうが、
その肝心の人権の範囲自体が、時代時代の道徳の影響を免れない。
人権の範囲を道徳でいじってしまえば、
「法と道徳の分離」 を犯すことなく立法が可能になる。

早い話、日本では1990年以前は 「児童ポルノは人権侵害」
という発想は無かった。児童の人権の定義が拡大したことにより、
立法が可能になったのである。

要は、フィクションを現実にねじ込む試みに無理があるという話であり、
「法と道徳の分離」 のみならず、
このエントリは 「悪影響論の科学的根拠要求」「表現の自由」
といった原理原則 (フィクション)を厳密に
現実社会に敷衍することへの諦観、というか一種の達観が
よくあらわれていると思う。



                     (2010/8/4 entry)



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他サイトによる規制反対派批判

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表現規制、こんにゃくゼリー、ゾーニング - 趣味Web 備忘録
                   (web 魚拓)
                    (2010/3/18)



平成22年第一回都議会定例会/青少年|東京都
東京都青少年問題協議会
【Web】「表現の弾圧ではない」 東京都が青少年健全育成条例改正案を説明 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
田中秀臣さんによる東京都「非実在青少年規制法案」問題ツイートまとめ

このところ、ネットの一部で話題の件。私のスタンスはコンセンサスに基づく児童ポルノ規制(2007-10-26)に書いたこととあまり変わらない。誤解を恐れずに書けば、日本が直接民主主義の国ならとっくに決まっていたことが、間接民主主義によって判断保留となっているのが現状だ。
この変化は、おそらく個人の人生程度のスパンでは、不可逆のものだろう。人権擁護法案への反対運動と同様、今回もデマでも何でもござれの大盛り上がりだ。以前は、一方的な憶測・決め付けを恥じず、そもそも事実の確認を疎かにして他人を罵る姿勢を苦々しく思っていた。しかし絶対に多数派にはなれない者の抵抗というのは、むしろこれが正解らしい。議論の土俵に上がってもメリットがない。ノイジー・マイノリティとして暴れに暴れて、「面倒くさいから結論を先延ばしにする」という果実を得る。案外、そんなことで5年、10年と現状を維持できる。
日本の民主主義というのは、一体どうなっているんだ、と思うよ。ま、約9割の規制賛成派も、それほど本気じゃないわけだ。今のところはね。だから、必死になってる少数派の意見に配慮するのが「バランス感覚」ということなんだろうな。

あと、ダウンロード違法化の件もそうだけど、いったん可決しちゃったらもうほとんど何の抵抗も見られない。ネット暗黒時代が到来するんじゃなかったのか。「こんな地獄は嫌だ! 元に戻せ!」という運動は起きない。「非常識」なことをいっている人たちでも、その辺の状況の読みはバッチリなのが不思議。
今回の件だって、今はコンテンツ産業崩壊とか騒いでいるが、実際は産経のインタビューにある程度のことにしかならないだろう。そして大半の人は、「元に戻せ!」という運動などやらない。「無駄なことはしない主義」の人が多いということなのかな。
恣意的な記述を含む法律や条令なんて、既に世の中にいくらでもある。なのに、新しいものばっかり怖がる。「そんなに心配性なら、現在の名誉毀損罪なんか、さぞかし恐怖の対象だろうね」と皮肉をいいたくもなる。遺伝子組換食品と自然交配、狂牛病と食中毒、こんにゃくゼリーと餅、エレベーターと階段……もう見飽きたパターンだ。

それにしても、ネットで声の大きい層の偏り具合ってのは、正直よくわからないな。世論調査と同じだったり違ったりする。どうしてニコニコ動画のアンケートだと自民支持が多いのかも、全然わからない。




★ captain_nemo_1982 のコメント

非常にバランスがとれた論評であると思う。
「デマでも何でも」 「議論の土俵に上がってない」 「心配性」
と規制反対派を揶揄する一方で、9割の規制賛成意見に対しても
「それほど本気じゃない」 と距離を置くが、これには全く同感。

私は、内閣府世論調査をねつ造、世論誘導と決めつける反対派と
全面対決してきたわけだが、それは 「ねつ造であって欲しい」 
「世論誘導であって欲しい」 という希望的観測に基づき論を組み立てるという
非論理性を批判するという意味合いが強く、
9割の国民が真剣に規制を望んでいると考えているわけではない。
そもそも、児ポ法なんぞ大して国民的議論を呼ぶわけでなし、
「児童ポルノ」 といういかがわしい語感に対して忌避感を表明する、
といった程度の関心しか持たれていないであろう。

もっとも、そんな程度の意思なら無視してもいい、という
規制反対派の物言いは明らかに反民主主義的であり、
言論の自由の軽視であるという批判は免れないわけだが。

また、「いったん可決したら何の抵抗もしない」 というのは
1999年に成立して以降、何の問題も起こしていない
通信傍受法反対運度なんかもその轍を見事に踏んでいるわけで、

盗聴法廃止web
「通信傍受法 反対」の検索結果 - Yahoo!検索

上のサイトは2002年で更新が止まってしまっているんだが、
「稀代の悪法の廃止に手を尽くす」 と言いながら、
8年も放置してていいのか?このサイト運営者は
権力により非合法に社会的抹殺措置を受けたとでもいうのだろうか?
それなら、この20万人以上の署名者は何してるんだろうか?

藤原興氏の言を待つまでもなく、騙されやすい規制反対派が、
メディアリテラシーを声高に叫ぶという寒い冗談にしかなってない状況は、
彼らがいかに歴史に学ぶということを知らないかを物語る。

規制反対派は単純製造が罰則化された前回改正時も
「家族写真が摘発される」 と電波を飛ばして恥を晒したが、
そんなこと等なかったかのように単純所持規制を批判しているし。

だから、単純所持なり譲受なりが罰則化されても、
規制反対派は自分たちが飛ばしていた電波のことなど
無かったかのように、罰則化されていない創作物規制などの
反対運動に血道を上げていくことだろう。



                    (2010/8/5)


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captain_nemo_1982 at 20:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

児ポ規制反対派の誇張する「単純所持」問題は起こりえないことである


他サイトによる規制反対派批判


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児ポ規制反対派の誇張する「単純所持」問題は起こりえないことである
- uemadaの日記

                   (web 魚拓)
                     (2008/3/17)

 ここ近日、児童ポルノ規制に対する反発が各ブログで伝えられている。今回の騒動は、日本ユニセフ協会や大企業等が共同で、反児童ポルノキャンペーンを始めたことに端を発する。そのなかでも、とりわけ、アニメ・漫画へ規制の対象を広げる「準児童ポルノ」という枠組みや、児童ポルノの「単純所持」を罰することに対する批判が、ブログ界の主流となっている。曰く、準児童ポルノについては、アニメ・漫画等で描かれる児童虐待には被害者がいないのであるという。また、そもそも児童ポルノの概念自体が曖昧であり、それをもとに規制がなされれば、表現の自由を侵害するのだともいう。そして、単純所持の処罰については、処罰範囲が広がりすぎると批判している。さらに、批判の矛先は、児童ポルノ規制を推進する日本ユニセフ協会自体にも向けられている。

本稿では、このなかで、児童ポルノの概念が曖昧であり、そのうえ単純所持の違法化は処罰範囲を不明確にするとの批判について検討し、規制反対派の批判の問題点を明らかにしたい。特に、反対派の挙げる事例が幻影に過ぎないことを示したい。

 規制反対派からは、単純所持が処罰されるようになると、一般人にも累が及ぶようになる根拠として次のようなことが言われる。曰く、「数十年前に子供が川で裸で遊んでいた写真を大事に取って置いても立派な児童ポルノになってしまう。親以外の人間なら欲情する可能性があるから。単純所持を規制すれば、こんな事で逮捕されてしまいかねない。煩悩帝國 - 【BLOG】帝國日誌 (web 魚拓)」また、ネットサーフィン中に、意図せずしてハードディスクに児童ポルノが保存されても、処罰されると指摘している(AMI 「児童買春児童ポルノ禁止法」改正への要望書) (web 魚拓)」。以下はこれらの意見と同旨のものを含むエントリーである。

「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンに関する疑問点まとめ
                   (web 魚拓)

児童ポルノの単純所持禁止にアニメ・マンガ・ゲームは含めるべきか否か?
                   (web 魚拓)

しかし、日本の現行法体系下においては、そうしたことが起きる可能性は無きに等しいといわなければならない。まず、児童ポルノの定義が曖昧だという点についてである。その具体的な内容は、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律第二条三項において、一号から三号まで限定列挙されている。

児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律
                   (web 魚拓)

この中で特に問題とされているのが、三号の「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの」という文言である。これを念頭に、子どもの写真を保管しておくだけでも罰せられるかのごとく言説が流布しているようである。

ここで、「性欲を興奮させ又は刺激するもの」という限定がなされていることに注意しなければならない。このような文言は、規範的構成要件要素とされ、裁判官がその当時の社会常識によって規範的・評価的な価値判断を行い、該当するか否かを判断する要素である。つまり、社会通念・常識にのっとりある程度客観的に解釈されなければならないのである。すると、社会常識に照らして、家族が撮った普通の裸の子どもの写真が「児童ポルノ」に該当するなどというのは実際には起こりえないことであろう。ただし、確かに、裁判官の主観に左右される面が少なからずあるという点では、曖昧であるというそしりは免れないだろう。だが、これは規範的構成要件一般に対して言えることであり、刑罰法規の多くが直面している問題でもある。

例えば、同じく規範的構成要件要素であるわいせつ物頒布罪(刑法175条)における「わいせつ」について見てみよう。条文には、わいせつの定義などは示されていない。しかし、判例の積み重ねにより、わいせつとは「徒らに性欲を興奮又は刺戟せしめ、且つ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反するものをいう」とされている。またその判断基準についても、「部分的に露骨な性描写があっても作品全体から判断してわいせつ性を否定すべき場合があるとする全体的考察方法」(大谷實 刑法講義各論pp.498 成分堂)が採られ、精緻化してきている。これは、「性欲を興奮させ又は刺激」という同様の文言が児童ポルノ禁止法第二条においても用いられていることからも、注目に値する。

 次に、単純所持によって処罰範囲が不明確になるという批判である。もちろん、単純所持が罰せられることになる分、処罰範囲が広がるのは間違いない。しかしそれは、自分の子どもの写真を所持することや、ネットサーフィン中についうっかりと児童ポルノがパソコンに保存されてしまうというような事例をも視野に収めたものなのだろうか。規制反対派は、これら事例を提示し、一般人にも児童ポルノ禁止法の累が及ぶのだという。これはまず、単純所持の規定がどのように条文に表現されるかによる。しかしながら、犯罪が成立するためには、原則「故意」が必要なのはいうまでもない。過失の単純所持を処罰するという話は聞いたことがない。この故意があったといいうるためには、犯罪事実の認識・認容がなければならないのである。この点、家族が撮った裸の子どもの写真についていえば、それが児童ポルノに当たるという認識を持っていなければならないのだ。しかし、そもそも、そんなものは児童ポルノにはあたらないということは上記のとおりである。

また、ネットサーフィン中HDDの中に児童ポルノが偶然入り込んだという例も検討してみよう。つまり、Webキャッシュとしてハードディスクに保存されていれば故意に「所持」したといえるのかということである。この点、たまたまリンクをクリックしたら出てきた、あるいは、過って保存されたというのでは当然故意に欠けることになろう。そもそも、故意を云々する以前に、キャッシュとして保存されることが「所持する」ことだとはいえないということが言えるだろう。インターネットにおいてキャッシュは必然に生じるものである。キャッシュであれば、設定にもよるが、一定期間内で必ず消滅してしまう一時的なものに過ぎないのだ。そうであれば、単純所持がどう規定されその保護法益は何であるかにもよるが、キャッシュが保存されていることが、所持するという実行行為性を持つものかどうか疑わしいのである。

 ところで、一般人にも児童ポルノ規制反対の賛同を求める論拠として、ニーメラー牧師の言葉が引用される。以下はその例である。

児童ポルノの単純所持禁止にアニメ・マンガ・ゲームは含めるべきか否か?
                   (web 魚拓)
http://d.hatena.ne.jp/umikaji/20080315/1205591913

人としてあたりまえの話
                   (web 魚拓)

ナチスの他集団に対する弾圧を自分には関係がないからと放っておいたら、いざ自分達が弾圧される番になって抵抗しても手遅れだったというもので、だからこそ他集団への弾圧に対して抗議することは、自分のためでもあるという警句である。規制反対派は、これをドミノ理論の一種として用いて賛同を脅迫的に求めているようである。ただし、規制賛成派についても同様の傾向が見られる。

ドミノ倒しのように、「Aが起きればBが起きる。Bが起きればCが起きる。Cが起きればDが起きる……最後にはZが起きてしまうので、Aを阻止しなくてはならない」と主張する手法。ベトナム戦争当時、アメリカがベトナムへの介入を正当化するのに用いた論法だ。現代でもよくドミノ理論を見かける。「新しい歴史教科書を採用したら日本は軍国主義国家に逆戻りする」とか「夫婦別姓を認めたら日本人のモラルが乱れる」とか。その連鎖反応が本当に起きるものなのか、起きるとしてもその可能性はどれぐらいなのか、よく検討せずに「阻止しろ!」と叫ぶのは、下手するとただの被害妄想である。
ドミノ理論とは - はてなキーワード
                   (web 魚拓)


 また、規制の内容について議論するのではなく、規制を推進する団体や個人について批判や中傷を行うというのが主流であるようだ。

児童ポルノの単純所持禁止にアニメ・マンガ・ゲームは含めるべきか否か?
                   (web 魚拓)
「財団法人日本ユニセフ協会」(国連ユニセフとは別の財団法人)
- カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記

                   (web 魚拓)
児童ポルノ法改悪問題についての情報整理(長文注意)。 - 黙然日記
                   (web 魚拓)
「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンに関する疑問点まとめ
                   (web 魚拓)
王様を欲しがったカエル | 児童ポルノを撲滅しようと画策している団体は、内部で児童にポルノを鑑賞させている。
                   (web 魚拓)
煩悩帝國 - 【BLOG】帝國日誌 
                   (web 魚拓)

相手の属性や人格に着目して非難するのは、規制賛成派が小児性愛者そのものを非難するのに優るとも劣らないことである。結局、こうした行為は自らの言説の信用を傷つけるだけに終わるのではないか。

 以上の事をまとめると、規制反対派がありうる危険としてあげているような極端な事例は、日本の法体系からするとありそうにもない虚像だということがいえるだろう。つまり、三権分立として、司法が独立して法解釈を担っているということ、また、故意など刑法上の諸概念を検討することによって、規制反対派の主張する極端な例は幻影に過ぎないのだということを示すことができた。また、相手の属性を非難し、根拠のない憶測で賛同を迫る点も問題である。たしかに、児童ポルノの定義は曖昧であり、もっと具体的に記述すべきだという意見は傾聴に値する。もっと範囲を具体的に明確にすれば、誤解を避けることはできるだろうし、個々の事例で解釈がぶれることも少なくなるだろう。単純所持禁止や準児童ポルノ規制に対して警鐘を鳴らしていること自体は正当である。しかし、ありもしない虚像を作り上げることによって、不安を煽り、人を騙して自らの目的に利用しようとする行為が正当化されることはないのである。




★ captain_nemo_1982 のコメント

オーソドックスでスタンダードな規制反対派批判、
という感じでよくまとまっている。
問題はおこり得ない、という断定にはいささか疑問が残らないでもないが、
法運用論としてはあくまで原則にのっとっており、反論の余地はない。

単純所持規制に賛同するわけではなく、規制反対派の言説自体を問題にする、
というスタンスも私とよく似ており共感が持てる。

「単純所持違反による逮捕は故意認定が必要。
ワンクリック詐欺やキャッシュ所持では逮捕されないし令状も出ない」
という指摘が、規制反対派の脅迫的言辞に与えた打撃は計り知れないが、
私が確認できる限り、このブログが最初にネットでそれを行ったようである。
おそらく、後藤啓二氏のブログより早かったであろう。

2013/7/15 補記
こちらのブログの方が早かったようです。
ネット関連規制反対派は法律関係者がネット技術をわかっていないと批判する前に、
自らが法律論をわかっていないことを自覚すべし
- BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com




ただこの uemada 氏、これだけの見識と文章力を備えていながら、ブログの
エントリが5記事しかなく、更新もずっと止まっているのはもったいない。
違うところでやってるのかもしれないけれど、もしそうなら
もっと色々意見を聞いてみたいと思わせる人である。




                          (2010/8/9 entry)


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不安を煽り続ける児童ポルノ規制反対派のデマゴーグGIGAZINE


他サイトによる規制反対派批判


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不安を煽り続ける児童ポルノ規制反対派のデマゴーグGIGAZINE
     - uemadaの日記

                   (web 魚拓)


 ここ最近のところ、GIGAZINEによると、児童ポルノ画像を勝手にダウンロードし保存するウイルスMELLPONが流行っているのだという。そしてこれに対して、


・・・ちなみに海外では「保存していたという形跡が残っていた」だけで逮捕されて裁判が起こされて有罪になっているため、「ウイルスに感染しただけなので単純所持にはならない」という主張もどこまで通用するかわかりません。


児童ポルノ画像を勝手に保存するウイルス「MELLPON」と児童ポルノ単純所持を通報するウイルス「Noped」 - GIGAZINE

と主張し、


児童ポルノ画像の単純所持がこれらの悪質なウイルスの仕業であることを証明できれば無実になるのでしょうが、どうやって証明すればいいのでしょうか



という。つまり、ウイルスに感染されれば誰しも犯罪者になりうるといい、さらに一般人も裁判にかけられてしまう、という旨主張する。これに関連して、次の似たような見解も示されている。


これを意図的に感染拡大させれば単純所持を違法化するとPC持っている人間は全て犯罪者になるわけで。


児童ポルノ画像を勝手に保存するウイルス
むぅにぃの駄文戯れ言/ウェブリブログ

これらに対し、本稿では、ウイルスが勝手に画像をダウンロードしてきても犯罪にはならないし、逮捕・起訴されるおそれもまずないのだ、ということを示したい。



 このたぐいの「特殊事例を一般化する」ような、児童ポルノ単純所持規制反対派の言説のいくつかに対しては、前回のエントリー(児ポ規制反対派の誇張する「単純所持」問題は起こりえないことである - uemadaの日記)やそのコメント欄においても言及した。そこでは、「犯罪」とされるには原則「故意」が必要なこと、また、司法による警察権力に対する抑制などを挙げ、規制反対派の提示する極端な問題事例に対して論駁を試みた。本件についても、同様の論理で反駁することが可能だ。つまり、ウイルスが文字通り「勝手に」児童ポルノをダウンロードしてくるのなら、「故意」に所持することにはならないのである。しかも、このような場合ではそもそも、本人の行為が全く介在しておらず、また本人の意思の及ばない所でおきたことである。そうであれば、本人に刑事責任を帰するなんらの謂われもないのである。つまり、よく誤解されるところだが、ここでの単純所持規制というのは、規制された物がただ単に「ある」という状態そのものを罰するというものではない、というわけである。したがって、『ウイルスに感染しただけなので単純所持にはならない』のである。

ところで、この点について、時事ドットコムによれば、与党の規制案も、念頭においているようだ。記事に示された与党案によれば、


…改正案は自己の性的好奇心を満たす目的で、18歳未満の児童の写真や電磁的記録を所持することを禁じ…

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008052200921:title (リンク切れ)

とある。つまり、与党案では「故意」のみならず「目的」をも犯罪の成立に要するとしているのだ。この目的や傾向のような主観的超過要素(構成要件の客観的な内容の認識を超えた、主観的な心情・意欲)が犯罪の成立に必要な要件として挙げられていると、犯罪を追及する側はそのことについての立証も要し、その分だけさらに手間がかかることになるのだ。



 次に、GIGAZINEは、ウイルスの仕業であることをどうやって証明するのか、と問題提起する。だが、ウイルスが入り込み、定型的な活動をするのであれば、立証は容易である。そのウイルスは、どういう記録を残し、どういう場所でどのような名前のフォルダを作るのか、画像の種類はどんなものなのか…、こうしたものを順次検討してゆけば、これほどウイルスの仕業だと立証のしやすい話もないだろう。ネット上にどんな類のウイルスが出回っているかは、あまたのウイルスセキュリティ会社が、日々競って表に出してくれているのだ。

ところで、この無実を~証明する、という物言いは裁判を前提としており、暗に、一般人も逮捕・起訴され易い状態になるということを示唆しているのだろう。これと同じく、巷に流布する単純所持規制危険論も、官憲がどこかれかまわず、よろこんで児童ポルノを探しに容易に家に押し入ってくるかのような前提を置いている。例えば以下の通りだ。


児童ポルノ単純所持で逮捕されることになれば、痴漢冤罪に続いて、何もしていないのに社会から抹殺される冤罪事件が発生しそうですね。


TONPY-MOONスタッフブログ:児童ポルノ画像を保存するウイルス「MELLPON」


この手のウイルスは感染した痕跡すらわかりにくくする等の進化を遂げる可能性もありますし、それこそ誰しもが「所持」し「逮捕」される危険性がでてきてしまうのではないでしょうかね?

チラシの裏(3周目)(リンク切れ)

だが、捜査機関は、本当にそう易々と捜査・立件を行うことができるのだろうか。まず、何を端緒として、一般人が家に隠し持って「単純所持」しているという児童ポルノを捜査し始めるのだろうか。そして、どのような内容の家宅捜索令状を、裁判所に請求するのだろうか。つまり、言わんとするところは、捜査機関は自分勝手な嫌疑だけで、あてずっぽうに家宅捜索という強制捜査を行うことができないのだということである。この家宅捜索を行うには、裁判所に令状を請求しなければならず、その令状には嫌疑の正当な理由の記載と、押収すべきものの特定をなさなければならないことになっている。この時点で、捜査機関が捜査対象として追う事ができる者はかなり絞られてくるというわけだ。

さらに、前記の通り、与党案によれば、『自己の性的好奇心を満たす目的で』所持するという文言で主観的超過要素を付け加えていることで、一般人に対して累の及ばないものなのだということを殊更に強調している。この内心の目的を立証するのは、小児性愛者であれば、日常の行動や所持品によって容易になしうるだろう。しかし、小児性愛者でない一般人がたまたま持っていたということであれば、その内心の目的というのを立証するのは極めて困難なのだ。したがって、事実上、児童ポルノに日常的に興奮し性欲を満たしているものにしか、法の適用はないといっても過言ではないだろう。そもそも、捜査機関の人員も無限ではなく、児童ポルノの捜査に割ける人員というのは限られているのだ。ならば何故、わざわざ嫌疑の定かではない一般人に難癖をつけて、もっと逮捕・立件のしやすいあからさまな児童ポルノ所持者に対する追及の手を緩めなければならないのだろうか

このように考えて行くと、規制反対派が念頭においているような、故意なくウイルスや偶然によってたまたまHDDに入り込んだ児童ポルノに対して、捜査機関がいとも簡単にそれを察知し、差押さえるために簡単に家宅捜索をし、しかも、それだけでは立件は無理だから、さらに証拠を捏造して無辜の一般市民をわざわざ犯罪者に仕立て上げるというのは、とても一般化のしにくい極めて例外的な事例だろう。そうした捜査手法をめぐる問題は、個別に都合よく持ち出すのではなく、犯罪捜査のあり方全般にかかわることとして考えなければならないものなのだ。



 以上見てきたような、規制反対派が、ありもしないような例外事例を一般化して、一般の人々を脅したり、不安を煽ったりすることの問題点というのは、前回のエントリーでも指摘したばかりである。彼らは今後も、不安を煽るようなネタを考え付くたびに、大げさにそれを書きたてるのかもしれない。

しかも、今回のウイルス事件で抱いた印象は、規制反対派こそ手段を選ばなくなってきたではないのかということである。GIGAZINEは、児童ポルノ画像を持っていたら通報するウイルスNOPEDというものも採り上げ、『このウイルスの挙動が正しいと感じてしまうのであればそれはかなり危険です。というのも、「目的は手段を正当化する」のであれば、それこそ何をやってもいいという話になり、いくらでも拡大解釈が可能になるため。そのためにウイルスを作ってばらまくというのであればもう本末転倒も甚だしいわけです』という。つまり、このウイルスは児童ポルノ規制賛成派が作成したことであり、彼らは『目的』のためになら『何をやってもよい』と考えている、というような主張をしている。しかし、真実は、ここまでみて来たことからするとGIGAZINEの見立てとは逆であり、規制反対派があえて人の不安を煽るように上記のウイルスを作ってばら撒いたというのがそうではないだろうか。もちろん、児童ポルノをダウンロードするウイルスMELLPONと一セットでの。あるいは、Winnyウイルスや原田ウイルスのような愉快犯なのかもしれない。いずれにせよ、児童ポルノ規制の意味を理解して賛成している者ならば、あえて児童ポルノを拡散させて公衆に晒したり、無駄に捜査機関の手を煩わせるようなことはしないのではないか。ともかく、この点についての規制派の仕業というGIGAZINEの見解は誤りであろう。




★ captain_nemo_1982 のコメント

今回のエントリで uemada 氏は、規制反対派定番の脅迫的言辞の
一つである、「PCウィルスによる児ポ冤罪」 に攻撃を試みている。

主張としてはおおむね同意するところだが、
「ウィルスの仕業であれば無罪立証は容易」 に関しては、
理系学生氏との質疑編 その2  で考察したことがあるが、
ウィルスに児ポ画像がデフォルトでパッケージされておらず、
画像掲示板などを広く自動検知して収集するような
機能をもつのであれば、そしてまたウィルス自体が仕事をした後に
自己削除する機能を持つのであれば、パターンによる
ウィルス認定は困難なのではないか?と考える。

もっとも、私はウィルスに詳しいわけではないので、
技術的にそのようなウィルスが作成可能なのかどうか
知らないが、uemada 氏がどう考えるのか聞いてみたいところ。

また、「ウィルス作成・頒布は規制反対派のしわざ」 の下りも
かなりきわどい主張と見受けた。
確かに GIGAZINE の記述がデンパなのは間違いないし、
好意的に見れば 「規制派よりもむしろ反対派の方にこそ
ウィルス冤罪を問題化させるメリットがあり、動機もある」 
と言ってるだけなんだろうけど、もし私が同じこと言うなら、
あくまで可能性比較の問題であると強調しとかないと、
普段から私が規制反対派を批判する常套句である
「推定有罪思想による冤罪体質」 と同じ言葉を
投げられてしまうだろう。

さて、今回のエントリの白眉は、本文もそうだがむしろ
コメント欄において本文の5倍くらいの分量で行われる
hajimemashite 氏との激論である。めちゃくちゃ面白い。
長いので引用してたらきりがないが、

「規制反対派に論理は通用しない。
彼らを論理で説得できるとも思ってない。
このエントリは、反対派の電波に呆れている
普通の人たちに向けて書いたもの」 
(注・かなり意訳です)

と最初に一発かましたにもかかわらず、その見立てが
正しかったことがコメント欄で延々と立証され続ける。

ここで見られる uemade 氏のディベート力は驚嘆すべきレベルで、
相手は完全に子ども扱いされているといわざるを得ない。
法や社会学の素養もふんだんに持ち合わせていながら、
その語り口はあくまで冷静で淡々と事実や論理を積み上げ、
確実に相手を追い詰め、そのホンネがあられもないもので
あることを詳細にさらしあげる。

途中、相手のあまりの物わかりの悪さに

「だから、普通の人ってなんなんだよ?」
「要するに、児童ポルノの製造や頒布も
認めろっていいたいんだろ?」
「同じこと繰り返さんでいいから、ちゃんと反論しろよ!」

 (注・かなり意訳です)

と若干キレ気味になるのはご愛嬌だが、
議論の内容にしても態度にしても、いろいろと
参考にしたい部分はたくさんあるのであった。



                  (2010/8/10 entry)


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ロビイングに行ってきました。 - 王様を欲しがったカエル
                   (web 魚拓)
                       (2008/3/28)


先日はロビイング活動に従事。国会議員会館に赴く。対応をして下さった国会議員の方の氏名、及びにその経緯については割愛。理由に関しては後述。とりあえず、議員の方に直で1時間ほど事情説明をさせていただき、以下の情報を得ました。

(中略)

3)青少年委員会、法務委員会に所属する国会議員に、一部の小児性愛者がトンデモメール、ファックスを送りつけている模様。その中でも一番酷かったのが、高校の卒業アルバム(に含まれる少女の写真)を送付して、「単純所持が禁止になったら、このアルバムを持っているだけで逮捕される」と訴える内容のもの。  

で、ロビイングをやった感想ですけど、「無能な味方は敵より恐ろしい」です。まあ、児童ポルノ禁止法絡みの政治活動をやっていると、何度も何度も実感させられる言葉なんですけどね。  もちろん、その無能な味方というのは(3)に含まれる人達です。

確かに、高校の卒業アルバムに掲載されている写真に、水着の女の子が写っていたら児童ポルノ認定される可能性というのは「論理的には」あります。実際に小児性愛者が、小学、中学、高校の卒業アルバムでマスターベーションをしている例っていうのも、結構あったりするわけです。また、そういう需要があるからこそ、ブルセラショップの経営が成り立つんでしょう。  

でもね。卒業アルバムを国会議員に送りつけて、「これも単純所持規制の対象にされる」と騒いだらどうなるか? 考えるまでもないですよね。普通は呆れますよ。非常に婉曲的でしたけど、議員秘書さんから「規制に反対しているロリコンは、国会議員を馬鹿にしているんですか?」という趣旨の話をされちゃいました。てへ。  

お陰様で、MIXI有志のビラなんか効果半減。ただでさえ議員会館内でビラを配ってるだけじゃ、それほど効果が期待できないのに、その上に卒業アルバムが来ちゃったら、もう「単純所持規制をしたら、えん罪の危険性が!」なんて煽りに説得力なんかありませんよ。というか、むしろ「規制してもいいんじぇねぇ?」って気持ちにさせられますよね。  

で、この話が悲劇的なのは、卒業アルバムを送ったロリコンの人は論理的なのに馬鹿にされて、規制を訴える宮本潤子ちゃんは非論理的なのに社会的には承認されているって点に尽きると思うんですよ。つまり、論理的に合っていても、ソーシャルスキルというか対他関係構築能力の低い人間の言説は、非論理的でもソーシャルスキルが高い人間の言説に負けてしまうってことです。  

この問題に関しては、このブログでも「空気読めよ」的な言い回しで何回か取り上げたんですけど、一朝一夕に改善される可能性はないので、私としては打つ手がほとんどありません。というか、そもそも他人の感情をシミュレーションする能力が欠如しているから、小児性愛者になったんじゃないかと疑いたくなります。  今後もロビイングに行く予定はあるんですけど、今回の一件で正直言って疲れ果てました。

もちろん、空気の読めない=ソーシャルスキルの低い人は社会的弱者になりやすくて、こういう人達には優しい気持ちで接すべきだというのは理屈じゃ分かってますよ。だけど、背中から打たれた人間が、どんな気持ちになるのかも考えて下さいよ。理解できないのは分かってるけどさ


以下、同エントリ内に書き込まれていたコメントより



[C259]

まあ……、起こってしまった事は嘆いても始まりません。めげずに活動を続けるしかないでしょう。
活動の足を引っ張るアホタレの脳天には、鉄槌を打ち下ろしておく必要があるとは思いますが。
さておき、私もすっかり古参活動家ですので、注意点をもう一度書いておきます。

・自分の趣味を認めて貰おう、などとは考えるな。

 あなたがエロ漫画ファンだろうが、エロゲマニアだろうが、それはあなたの自由です。そういうコンテンツの中に「名作」と呼ばれる物があることも承知してます。それも自由です。しかし、政治活動において、18禁の名作を振り回して、「こんな傑作まで規制しようとしないでください」等という主張をかませば、その段階であなたは電波さん確定なのです。このような行為は、「酷いポルノ」を振り回して規制強化を訴えている宮本潤子の影絵であるに過ぎず、要するに同類です。方向性が逆なだけです。見たくもないと思っている人に無理にポルノを見せるなどという行為は、その主張が何であれ、セクハラの類に過ぎません。 

 しかし、オタクさんは対人能力が低く、お友達が欲しくて仕方がない場合が多いので、うっかりするとこの主張をやってしまうようです。以前鳥山氏が語っておられた「児童にだって性欲が」とか言う発言も、実はこの類です。そんな主張は現実と噛み合わないのですが、自分の趣味を認めて貰いたい、という願望が強いと、現実よりも脳内妄想を重視する結果になるので、やっちゃうらしいんですね。ですが、現実を直視できない、という段階でその人の政治的センスは虚数です。そういう言動をする人は、速攻で政治活動から退場して頂く以外にないでしょう。

・児童の人権(虐待児童の保護策)を前面に出せ。

 言っても言っても理解してくれない人がいるんですが、議員さん相手に、藪から棒に漫画だのゲームだのについて喋り出したら、その時点で「非常に不利になる」と考えてください。政治活動は、オタクコミュニティの内輪話じゃないんです。相手は漫画にもゲームにもじぇんじぇん興味がないと考えてまず間違いないです。ですから、「虐待児童の保護策」を真っ先に語った方が、断然有利です。

 児童の保護策とは、具体的には以前も語った通り、「所轄官庁を厚生労働省にしてケアに取り組んで欲しい」とか、「援助交際児童も保護対象に」とかです。こちらを真っ先に語った方が、遙かに反応がよいのです。「空気を読め」とは、そういうことです。前述しましたが、この活動は漫画の素晴らしさを語って、オタクを増やす事を目的にしてる訳じゃないのです。その辺よーく考えてください。理解できないなら、おとなしくしてた法が身の為です。

   (後略)





★ captain_nemo_1982 のコメント

鳥山氏の気持ちはよくわかるし、私もこのエントリ初見時は
「本当にしょうがない奴らやな~」 という感想を持った。

しかし、その政治目的をどこに置くかで話は違ってくる、
という考え方もできると思う。

当カテゴリで紹介した、藤原興氏徳保隆夫氏の分析を踏まえて
「無能な味方」 の行動を評価すると、↓ こうなるかもしれない。

規制反対派には、「確信犯的左翼ペドフィル」 と 
「釣られやすいオタクのアホの子」 がいる。

デマでもデンパでも、ノイジーマイノリティとして暴れまくれば、
「めんどくさいから結論先延ばし」 という果実を得て、
5年、10年と現状を維持できるし、絶対多数派になれない者の
抵抗としてはそれが正解だ。

それがわかっている確信犯サヨペドは、オタクの子を騙して
 = 操ってネット、メール、手紙などを使って暴れさせる。
なんやかんやで単純所持や創作物規制はなんとか
免れているのだから、政治的目標は達成できている。

                (評価ここまで)




それから、規制反対派の特権意識は今に
始まったことではないが、議員をバカにしてるのかと
言われれば、当然バカにしてるだろうし、
その上から目線は100%見透かされているだろう。

議員だってバカではないし、バカではなれない、
と言い切れないのが怖いところだが、ぽっと出の
新人タレント議員とかならともかく、少なくとも
陳情を受ける程度の実力議員ならば叩かれたり
舐められたりするのは仕事の一部といってもいいから、
「ものを知らないバカ議員に選民である規制反対派が
真実を啓蒙してやる」 という態度をあっさり見破るだろう。

そして、それら反対派が目立った組織力、資金力、集票力を
示せないのであれば、鼻であしらわれるのが落ちだろう。

その意味では、コメント欄で 「俺たちはあいつらとは違う」
とばかりにしたり顔で無能な味方を見下す連中だって、
政治民度的には大して変わらないようにも見えるし、
相変わらずメールや手紙が政治だと考えている時点で、
その政治的センスは虚数である、とも言えるだろう。



                    (2010/8/12 entry)


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