2014年09月13日

海外の冤罪事例 - 反対派による典型的な詭弁と言わざるを得ない









         








冤罪が起きやすいという反対理由について : 
     
    単純所持規制をやってる外国では冤罪が多発してるけど? :

        反対派による典型的な詭弁と言わざるを得ない



単純所持規制に異を唱える規制反対派は、
しばしば海外の冤罪事例を繰り出して

  「単純所持規制をやってる国では、
    こんな恐ろしい冤罪が起こってるんだぞ!
     日本もこうなるぞ!」


などと恐怖心を煽って、事情をよく知らない一般人を
規制反対側に引っ張り込もうとします。

確かに、日本でも冤罪が起こるかもしれません。
実際に起きている痴漢冤罪の体験談なんかを見ると、
余りのひどさに怖気を振るってしまうのは確かです。

しかし私は基本的に、反対派のそういった物言いは
全く異なる前提を同一に論じる事で成立する、

  典型的な詭弁

であると思います。

異なる前提とは、

  ①児童の保護に対する意識の高さ
    ②刑事訴訟制度のありかた

の2つです。

この2つが、日本と欧米では全く違います。

規制反対派が口にする海外の冤罪事例に対する反論は、
ほとんどがこの2点の相違の提示で事足りるのです。


まず ①児童の保護に対する意識の高さ ですが、
ちょっと古い記事ですが、イギリスとアメリカの
児童保護の実態が垣間見える記事がありますので、
要約して転載したいと思います。


子どもの危険回避研究所 ママたちのレポート 「イギリス」 編 <2003>
      (web 魚拓)

 子どもが3歳になると、2人の幼稚園教諭が家庭訪問し、
  健康管理の状態、発育具合、精神的成長などをチェックする。

 ヘルスビジターと呼ばれるこども専門のナースが
  虐待やネグレクトの有無を定期的にチェックしにくる。

 小学校3年生までは、子供の保護者 (14歳以上)が
   学校の送り迎えをしなければならない。
    迎えが無いこどもは、担任が家に帰さない。

 3年生以上になってもほとんどの保護者が送迎をする。
   サッカーや習い事も同様。家族の負担は大変なものになる。

 ロンドンの朝の渋滞の 20 % はこの送迎が原因である。

 子どもが7歳になるまでは絶対にひとりで家に置いてはいけない

 ほとんどの親が子どもが相当大きくなるまで、
  後部座席に相応しいチャイルドシートなどを用意する。

 誘拐、交通事故等から子ども達を絶対に守るという信念が
   日本と違っている。

 子供のけがで、少しでも虐待が疑われるものは、
  病院の救急部門がリストに載せ、すぐに社会福祉員に連絡する。
   普通の怪我でも度重なるようだとチェックされればすぐにわかるようになっている。



アメリカ育児事情~子どもの安全管理~
      (web 魚拓)

 治安がかなり良い部類に入る町でも、
  小さな子供だけで街中を歩いている姿はまったく見掛けない。 

 13歳未満の子供だけで街を歩いていれば子供達は保護され、
  その親達にはペナルティーが課せられる。

 車の中に短時間でも子供を置き去りにしたり、
  子供だけで留守番させることも禁止。
   これらを発見した場合は、通報の義務も大人にはある。

 アメリカでも子供の送迎が大きな負担になる。
  習い事でも、終わるまで待っていなくてはならない。

 13歳以下の子供は原則的に助手席には乗せない。

  子どもの自転車は必ずヘルメットを着用 (かなり厳しい)

 コップ等はシェアしない。かならず各子供のもの以外使わせない。
  水筒のコップ一つでみんなで飲むなんてことは絶対しない。
   幼稚園でお昼のあと歯を磨く時、歯磨きチューブから
    歯ブラシへは直接つけない。生徒の人数分だけちょっとずつ
  紙皿に出し、個人の歯ブラシでそこからとる。
 いずれも伝染病の予防のため。

 スクールバスで通っている子も、親が送り迎えしている子も、
  放課後友達の家へ遊びに行く場合は (プレイデート)、
  その旨を双方の親がクラス担任に手紙を書いて知らせる。

 友達が自宅に遊びにきている時、自宅以外の場所へ
  連れ出す場合は、事前にその友達の親に
   連れて行って良いかの確認を取る。

 外でのトイレは、絶対に子供一人では行かせない。

 外で自分の子供をどなったりするような叱り方をしていると
  通報される場合あり。(幼児虐待と見做され、通報の義務があるらしい)



児童の保護に敏感な社会は、虐待の兆候を見逃すまいと
常に目を光らせています。
だから、児童ポルノ所持は疑わしいものであっても
摘発して調べてみるべきだ、という発想が生まれます。
その背後に、性虐待が潜んでいるかもしれず、
見逃したが最後、取り返しのつかない事になってしまうからです。

最近ではマンガやイラストまで児童ポルノとみなす国が
増えてきましたが、それも虐待の早期発見という発想が
多分にあるのだと思われます。

日本も最近は児童保護の意識が高くなってきましたが、
10年以上前の英米にくらべてもまだまだだという気がします。


                          (2014/10/7 entry)


               







トップページに移動





























captain_nemo_1982 at 20:08│Comments(0)TrackBack(0)単純所持規制の問題点について 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔