2014年09月13日

ウィルス冤罪を成立させるための複数の条件









         








冤罪が起きやすいという反対理由について : 
     
     ウィルスやワンクリ詐欺で、意図せず所持してしまった場合 :

        ウィルス冤罪を成立させるための複数の条件




コンピュータウィルスとは、厳密にはプログラムファイルに寄生して
感染・増殖を繰り返すプログラムの事であり、
パソコンに侵入し、悪意のある動作を実行するプログラムは
マルウェアと呼ぶのが正しいようです。
 (ウィルスもマルウェアの一種ですが)

また、児ポ法冤罪の文脈におけるワンクリック詐欺とは、

ワンクリックだけで強制的に児童ポルノサイトなどに登録・入会させられ、
   その際ワンクリックウェアなどをダウンロードしてしまう
無関係を装った騙しリンクなどで、直接児童ポルノ画像が表示され、
  パソコンにキャッシュやサムネイルが生成され、所持状態となる  (捕捉1
FBI のおとり捜査などにより、児童ポルノサイトへの移動を明示した
   URL を踏んでしまい、摘発の端緒とされてしまう  (捕捉2

などの意味合いで使用されると思われますが、
「ウィルスによる所持」 と 「ワンクリックウェアによる所持」 は、
マルウェアによる意図せぬ所持という意味で
同一の事態を指していると思われます。

この 「マルウェアによる冤罪」 の成立においては、

①どうやって警察に所持を認知させるのか?
②どうやって故意による所持、性欲目的による所持を偽装するのか?
③どうやってマルウェア侵入の痕跡を消去できるのか?
④また、プログラムコードや所持させる児童ポルノが
   マルウェア特有の一定のパターンを伴う事で
  発見が可能になる事態をどう回避するのか?


という課題が克服される必要があります。

もっとも、③④に関しては、あくまで摘発・聴取に至った段階で
被疑者が無実を証明できてしまう 「冤罪マルウェア」 としての
完成度の問題であって、被疑者 (冤罪被害者) にとってみれば、
それ以前に逮捕されるだけでも大変な事態なのですから、
そのあたりにマルウェアとしての欠陥があってもなくても
あまり意味は無いのかもしれません。

なので、③④は議論の対象から外すとしても、
やはり 

① どうやって警察に認知させるのか?

さらに言えば、どうやって

② を偽装し、警察に摘発・逮捕に
    至るまでのモチベーションを喚起させるのか?


という問題が焦点になるかと思います。

いくらマルウェアが被害者のパソコンに侵入して
意図せぬ所持状態を多数作り出したとしても、
警察がそのことを知らなければ、仮に知っても
摘発・逮捕するだけの理由と根拠を与えなければ、
冤罪被害などまったく生じる事がないからです。

どのようなプログラムに、そんな事が可能なのでしょうか?
そもそも、技術的にそのようなマルウェアを作成することが可能なのでしょうか?










<< 捕捉 1 >>

キャッシュとサムネイルによる所持だけなら、
所持の故意性と性欲目的が無いため、
罪になることはありません。  (戻る


<< 捕捉 2 >>

おとり捜査に関しては別エントリで検証します。 (戻る







                    (2014/9/28 entry)


         







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captain_nemo_1982 at 20:18│Comments(0)TrackBack(0)単純所持規制の問題点について 

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