2013年04月27日
最近よく見るコピペを嗤う - マンガ論争勃発-継続中(β)
最近よく見るコピペを嗤う - マンガ論争勃発-継続中(β) (web 魚拓) (2009/11/17) まず、事情を知らない方は、このあたりを一読すべし。 コミケット77にコミック表現規制派の大規模偵察の可能性があります! (web 魚拓) 上の記事のはてなブックマーク はてブでは、リンク先に対する批判的なコメントもあって、多少はホッとしたけど、これは酷い。
印刷所の指示に頼るの? なにか事が起こった時には、印刷所に責任を転嫁する気なの? まず、なぜ成人向け表記や修正が必要なのか、なにより「表現には責任が伴う」ことを、根本から理解することが必要なんじゃないのか。
これは、呆れる。そもそも「来る者は拒まず」のコミケの理念を全く理解していない。幼稚な排外主義そのものである。 70歳近いサークル参加者がいるのは、よく知られているし、報道などで興味を持ってやってくる人の数も増加している。そうした人たちを 「明らかにオタクではない」として、白い目で見ろというわけだ。 なにより、興味深いのは、このコピペをこれまで「規制反対派」と称してきた人々が、率先して伝播させていることである。そもそも、 この文章を誰が起草したのか調べてみたが、どうも「2ちゃんねる」が発信源のようだ。 2ちゃんねるに貼られる ↓ 「規制反対派」を称する人々がML・mixiなどにコピペ ↓ それを見た人が、さらにコピペ ・・・というわけで、現在もコピペする人は拡大している。 このコピペを拡大させたことで、これまで「規制反対派」を自称してきた人々は、同人誌印刷所の事情はおろかコミケの基本的な理念(というかお約束)すらも、理解していないことを世間に晒してしまった。どちらかというと、コミケに来てはいけないのは「規制反対派」の側だったわけだ。 そして、無知を晒すと共に、自分たちの意見にそぐわない者は排除しろ、警戒しろ、怪しいヤツをあぶり出せと「規制反対派」を自称しながら、思考は自分たちが批判する「規制派」と同一だったことも、晒してしまった。 こういうことを記すと「規制反対派」は大いに否定するだろう。なぜなら、彼らは、そうしたことを思考する回路がないのだ。 『マンガ論争勃発2』において記したように、彼らが興味を持つのは「学習」ではなく「運動」だけ。こうした指摘には、「俺たちの“祭り”を邪魔するな!」と考えるだろう。 はてブに「インテリそうな中年男性が、保坂前議員だった場合はどうするのかね?」という絶妙なツッコミがあったけど、多分、警戒されるだろうね。なにせ、保坂さんを先頭に「お供の人」が大名行列、ホントに単に後をゾロゾロついてくるだけ。なぜか、保坂さんがやってくる一時間ほど前に聞きつけて駆けつけた私と永山さんが「絵になる写真が撮れねえから、あそこのレイヤーと話してよ、保坂さん」とか、やっておりました。(この問題は、今度、保坂さんに会ったときに聞こう) というわけで、このコピペを流布させることで、自殺行へ旅立った「規制反対派」の今後には、目が離せない。 |
★ captain_nemo_1982 のコメント 件のコピペに関しては、正直それほど酷いものとも思わない。 まっとうであるなどと擁護するつもりは毛頭ないが、 そんなこと言い出したら、これより酷いコピペなど それこそ四六時中ネットに飛び交っているわけだから、 いちいち気にしてたら一日中腹を抱えて爆笑しどおしの日々を 過ごさねばならなくなるだろう。 ところで、昼間たかし氏といえばなにかと毀誉褒貶あるようで、 著述活動を中心に活発に規制反対運動に携わり、 議員をはじめとした様々な人脈を持っている一方で、 規制推進派の御用学者と目される前田雅英氏を 持ち上げたりする言動から、昼間氏 = 賛成派であると 評価する向きも一部あるようだ。 発言や活動内容を詳しく追ってるわけじゃないが、 印象としてはバランスのとれた規制反対派、という感じで、 話が通じにくいのは何故か では感情論に対する客観的な視点を披露し、 国会の話の追加 児童ポルノ法は「決戦」なんかじゃないよ ここらでは藤原興氏ばりに規制反対派に対する辛辣な苦言を呈する。 周囲の悪評 (昼間ソースを信じるな、など) も含め、 注目していきたいと思わせる人ではある。 |
(2010/8/20 entry)